会席膳(読み)カイセキゼン

デジタル大辞泉 「会席膳」の意味・読み・例文・類語

かいせき‐ぜん〔クワイセキ‐〕【会席膳】

会席料理をのせて出す、1尺2寸(約36.4センチ)四方の、脚のない漆塗りの膳。

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精選版 日本国語大辞典 「会席膳」の意味・読み・例文・類語

かいせき‐ぜんクヮイセキ‥【会席膳】

  1. 〘 名詞 〙 会席料理を載せて出す膳。一尺二寸(約三六・四センチメートル)四方の大型で脚がなく、漆塗り。黒塗り、朱塗り、ため塗りなど種々ある。〔洒落本通言総籬(1787)〕
    1. [初出の実例]「会席膳(クヮイセキゼン)を前へ置いて、一箸も着けずに、眺めた儘(まま)帰っても、目の保養から言へば、御茶屋へ上がった甲斐は充分ある」(出典草枕(1906)〈夏目漱石〉四)

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食器・調理器具がわかる辞典 「会席膳」の解説

かいせきぜん【会席膳】

会席料理で用いる1尺2寸(約36.4cm)四方の漆(うるし)塗りの。脚付きのものと脚なしのものがある。

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