伝爆薬(読み)でんばくやく(その他表記)booster

翻訳|booster

改訂新版 世界大百科事典 「伝爆薬」の意味・わかりやすい解説

伝爆薬 (でんばくやく)
booster

炸薬爆破薬を確実に爆ごう(轟)させるために用いる爆薬で,ブースターともいう。爆弾砲弾地雷などに装てん(塡)して炸裂させるための爆薬,つまり炸薬や,硝安油剤爆薬,ある種の含水爆薬のような爆破薬は雷管起爆薬だけで確実に爆発させることは難しい。このために,起爆薬や雷管と衝撃に対して鈍感な爆薬との間に伝爆薬を介在させて,爆ごうの確実性を期する。炸薬の伝爆薬としてはテトリルペントリット基材とした爆薬が使われ,硝安油剤爆薬の伝爆薬としてはダイナマイトや雷管1本で起爆できるキャップセンシティブ(雷管起爆性)含水爆薬などが使われる。
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関連語 吉田

世界大百科事典(旧版)内の伝爆薬の言及

【ブースター】より

…推力増強を目的として主エンジンと並列あるいは直列に取りつけられるロケットエンジン。ロケットでは,主として第1段初期の増速に用い,重力損失(重力に対しむだになされる仕事)を減らすことおよび無誘導ロケットの軌道分散(風などの不確定要因による軌道のばらつき)を減らすことを目的とする。したがって多くの場合推力の大きい固体ロケットエンジンが用いられる。 まれには多段ロケットの各段エンジンを第1段ブースター,第2段ブースターなどの名で呼ぶことがある。…

※「伝爆薬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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