伽井寺(読み)あかいじ

日本歴史地名大系 「伽井寺」の解説

伽井寺
あかいじ

[現在地名]岩出町清水

清水(しみず)集落のほぼ中央にある。新義真言宗。天竜山宝珠院と号し、本尊は阿弥陀如来。「紀伊国名所図会」によれば、空海が師の勤操大徳に従って求聞持法を授かり、当地で修行するために自ら法水に用いる閼伽井を掘り、一宇を建立したのに始まるという。享保一四年(一七二九)の岩出組寺方指出帳写(藤田家蔵)によると古くは根来(ねごろ)寺(現岩出町)末であったが、天正一三年(一五八五)羽柴秀吉の紀州攻めののち一時京都智積(ちしやく)院末となったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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