伽山遺跡(読み)とぎやまいせき

日本歴史地名大系 「伽山遺跡」の解説

伽山遺跡
とぎやまいせき

[現在地名]太子町太子

太井たい川の西に南北に延びる標高六〇―六五メートルの段丘上に位置する。先土器―近世に至る複合遺跡で、道路工事に伴い昭和五五年(一九八〇)九月に試掘調査、同一一月―五六年三月に第一次調査(A・B地区)、同二―三月に第二次調査(D地区)が実施された。B地区では掘立柱建物一六棟・柵列二・道路状遺構などの古代に属する遺構と、中世以降の井戸・土壙などが検出された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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