住友グループ(読み)すみともグループ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「住友グループ」の意味・わかりやすい解説

住友グループ
すみともグループ

住友財閥系の企業集団。通常は住友系企業の社長会「白水会」所属企業をさし,2012年現在のメンバーは住友化学,住友重機械工業,三井住友フィナンシャルグループ住友金属鉱山住友商事三井住友信託銀行,住友生命保険,住友倉庫住友電気工業三井住友海上火災保険,日本板硝子,日本電気,住友不動産,住友大阪セメント住友軽金属工業三井住友建設住友ベークライト住友林業の 18社。また,住友系企業グループの広報活動を目的とする「住友グループ広報委員会」には,2012年現在白水会のメンバーを含む 34社が参加。固有の事業精神のもとに結束をはかっている。2001年三井グループのメインバンクだったさくら銀行と,住友グループの中核金融機関だった住友銀行が合併するなど,旧財閥の枠組みをこえた再編が進んでおり,グループ企業の一部は三井グループにも属する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android