住友大阪セメント(読み)すみともおおさかセメント

百科事典マイペディア 「住友大阪セメント」の意味・わかりやすい解説

住友大阪セメント[株]【すみともおおさかセメント】

1907年福島県四倉町(現いわき市)に磐城セメントとして設立,第2次大戦後住友系列に入り1963年住友セメントに社名変更。相次ぐ吸収合併でセメント業界の大手を占めるに至った。1994年10月,大阪セメントと合併し現社名。業界第3位のシェア本社東京,工場栃木,岐阜,高知ほか。PDP用フィルム生産を増強。2011年資本金416億円,2011年3月期売上高2016億円。売上構成(%)は,セメント79,鉱産品5,建材7,光電子2,新材料4,その他3。→セメント工業

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「住友大阪セメント」の解説

住友大阪セメント

正式社名「住友大阪セメント株式会社」。英文社名「Sumitomo Osaka Cement Co., Ltd.」。ガラス・土石製品製造業。明治40年(1907)「磐城セメント株式会社」設立。昭和38年(1963)「住友セメント株式会社」に改称。平成6年(1994)「大阪セメント株式会社」と合併し現在の社名に変更。本社は東京都千代田区六番町。住友系のセメント会社。セメントの製造・販売・物流主力。プラズマディスプレイパネル向けフィルムなど新材料事業も手がける。東京証券取引所第1部上場。証券コード5232。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「住友大阪セメント」の意味・わかりやすい解説

住友大阪セメント
すみともおおさかセメント

セメント会社。1994年住友セメント(→住友グループ)と大阪セメントが合併して設立。1998年電気化学工業(→デンカ),1999年宇部三菱セメントとそれぞれ業務提携。超微粒子セメントなど新素材や電池材料の開発・製造などにも力を入れている。

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