佐々木一郎(読み)ササキ イチロウ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「佐々木一郎」の解説

佐々木 一郎
ササキ イチロウ


肩書
元・津山町(宮城県)町長

生年月日
明治43年7月24日

出身地
宮城県本吉郡津山町

学歴
佐沼中(旧制)卒

経歴
昭和23年陸軍大尉で復員し、家業の呉服店経営。宮城県・津山町消防団長、家裁調停委員などを経て、49年以来津山町長を務め、4選。林業の町再生を柱にした町政を進め、“もくもくランド”の建設をはじめとする独創的な町おこし策として数々の関連事業に取り組み、町の名を全国に広めた。63年から全国山村振興連盟理事を務め、平成3年名誉町民に選ばれた。

受賞
河北文化賞(平元年度 第39回)「木工芸育成など地場産業の振興」 朝日森林文化賞奨励賞(第8回)〔平成2年〕 津山町名誉町民〔平成3年〕

趣味
読書

没年月日
平成14年5月30日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「佐々木一郎」の解説

佐々木 一郎
ササキ イチロウ

昭和・平成期の殖産家,政治家 元・津山町(宮城県)町長。



生年
明治43(1910)年7月24日

没年
平成14(2002)年5月30日

出身地
宮城県本吉郡津山町

学歴〔年〕
佐沼中(旧制)卒

主な受賞名〔年〕
河北文化賞(平元年度 第39回)「木工芸の育成など地場産業の振興」,朝日森林文化賞奨励賞(第8回)〔平成2年〕,津山町名誉町民〔平成3年〕

経歴
昭和23年陸軍大尉で復員し、家業の呉服店経営。宮城県・津山町消防団長、家裁調停委員などを経て、49年以来津山町長を務め、4選。林業の町再生を柱にした町政を進め、“もくもくランド”の建設をはじめとする独創的な町おこし策として数々の関連事業に取り組み、町の名を全国に広めた。63年から全国山村振興連盟理事を務め、平成3年名誉町民に選ばれた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐々木一郎」の解説

佐々木一郎 ささき-いちろう

1910- 昭和時代後期の殖産家。
明治43年7月24日生まれ。昭和49年宮城県津山町長となり,木工による町おこしを提唱。杉の間伐材を利用した矢羽根集成材を開発し,木工を有力な地場産業にそだてあげた。平成2年河北文化賞。宮城県出身。佐沼中学卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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