津山町(読み)つやまちよう

日本歴史地名大系 「津山町」の解説

津山町
つやまちよう

面積:六七・九七平方キロ

本吉郡南西端に位置し、東は志津川しづがわ町、南は桃生ものう北上きたかみ町・河北かほく町・桃生町、西は登米とめ豊里とよさと町、北は同郡登米とよま町に接する。南西端近くにある北上川と新北上川の分岐点柳津やないづが町の中心で国道四五号(東浜街道)から国道三四二号(一関街道)が分岐する。また北上川を渡ったJR気仙沼線は柳津からほぼ東浜ひがしはま街道に沿って太平洋岸へ抜ける。東浜街道に沿って流れる南沢みなみさわ川の沿岸を除き、町域の大半が北上高地の丘陵で、起伏に富んでいる。柳津は北上川舟運の発達につれて発展し、柳津には宿場が成立、河岸としても栄えた。一方近代に入り、明治末年からの流路を二分する改修工事により町民は移住した。

明治二二年(一八八九)の町村制施行でも旧来横山よこやま村・麻崎ぬさざき村はそのまま存続、麻崎村は同三九年柳津町となる。昭和二九年(一九五四)柳津町と横山村が合併して津山町となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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