佐久良田神社(読み)さくらだじんじや

日本歴史地名大系 「佐久良田神社」の解説

佐久良田神社
さくらだじんじや

[現在地名]白川町黒川 日面下

無反むそれ山と捨薙すてなぎ山の間にある標高九一七・四メートルの山頂に奥院、日面下ひよもしもの無反峠の登り口に本殿がある。本殿はもとは神宮寺の白雲山近松きんしよう寺であったが、明治初年の廃仏毀釈によって廃寺となり、当社の本殿となった。祭神は菊理比命、もとは白山神社と称した。寛永三年(一六二六)の棟札があり、それによると神亀元年(七二四)鎮座、当村住纐纈宗吉盛次が発願し再建したとある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む