20世紀日本人名事典 「佐伯理一郎」の解説 佐伯 理一郎サエキ リイチロウ 明治〜昭和期の産婦人科医師,医史学者 生年文久2年3月5日(1862年) 没年昭和28(1953)年5月30日 出生地肥後国(熊本県) 学歴〔年〕熊本医学校〔明治15年〕卒 経歴明治15年上京、17年海軍に入った。20年ペンシルベニア大学留学、欧州各地を歴訪、24年帰国。退官して京都の同志社病院に務め、27年日清戦争に従軍。30年同志社病院・京都看病婦学校管理を委され、39年同志社病院閉鎖、看病婦学校を同志社から移管され、看護婦、助産婦の教育に尽力、昭和23年の廃校まで務めた。専門の産婦人科学会、医師会などに活躍、また医史学についてのコレクションを行った。著書に「日本女科史」「普通看病学」などがある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐伯理一郎」の解説 佐伯理一郎 さえき-りいちろう 1862-1953 明治-昭和時代の医師,教育者。文久2年3月5日生まれ。横須賀海軍病院にはいり,アメリカに留学し,明治24年帰国。同志社病院長,京都看病婦学校長となり,看護婦・助産婦教育につくした。昭和28年5月30日死去。91歳。肥後(熊本県)出身。熊本医学校卒。著作に「日本女科史」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by