佐羅宮(読み)さらのみや

日本歴史地名大系 「佐羅宮」の解説

佐羅宮
さらのみや

中宮三社のうちの一社で、白山七社を構成した。吉野谷村佐良さらに所在する佐良早松さらはやまつ神社は、その社名を継承したらしい。「白山之記」に「佐羅大明神宮」とみえ、本地仏は不動明王、天元五年(九八二)に初めて宝殿を創建。ほかに文殊菩薩普賢菩薩を祀る小社と早松社・並松社、長保元年(九九九)講堂など二宇を創建したとする大日如来を祀る台子滝六所御子から構成され、近辺に六所堂・境明神などが所在した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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