佐藤功太郎(読み)サトウ コウタロウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「佐藤功太郎」の解説

佐藤 功太郎
サトウ コウタロウ


職業
指揮者

肩書
東京芸術大学音楽学部指揮教授

生年月日
昭和19年 6月1日

出生地
東京都

学歴
東京芸術大学卒,ニューイングランド音楽院〔昭和45年〕修了

経歴
バイオリン、クラリネット作曲を学び、東京芸術大学で渡辺暁雄に指揮を師事。昭和43年フルブライト奨学金によりボストンのニューイングランド音楽院留学レオン・バルザンに学んだ。44年コロラドのアスペン音楽祭で指揮。45年クーセヴィッツキー財団の援助で、レナード・バーンスタインに学んだ。同年東京交響楽団指揮者となり、47年二期会公演でプッチーニボエーム」を指揮、東京デビュー。49〜50年東京都交響楽団指揮者、50〜51年文化庁在外研修員で欧州勉学。53年群馬交響楽団常任指揮者、55年京都市交響楽団の指揮者、57〜62年新星日本交響楽団首席指揮者、平成2〜6年神奈川フィル首席指揮者、8〜12年同首席客演指揮者。オペラ指揮者としても国内外で高い評価を得た。東京芸術大学助教授を経て、教授。

没年月日
平成18年 6月15日 (2006年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐藤功太郎」の解説

佐藤功太郎 さとう-こうたろう

1944-2006 昭和後期-平成時代の指揮者。
昭和19年6月1日生まれ。渡辺暁雄に師事。昭和43年ボストンのニューイングランド音楽院に留学。47年二期会オペラでプッチーニの「ボエーム」を指揮。群馬交響楽団,京都市交響楽団,新星日本交響楽団の指揮者などをへて,平成8年神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者。昭和57年母校東京芸大の助教授となり,平成12年同大教授。平成18年6月15日死去。62歳。東京出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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