佐藤 謙三(読み)サトウ ケンゾウ

20世紀日本人名事典 「佐藤 謙三」の解説

佐藤 謙三
サトウ ケンゾウ

昭和期の国文学者 元・国学院大学学長。



生年
明治43(1910)年11月5日

没年
昭和50(1975)年1月25日

出生地
神奈川県横浜市

学歴〔年〕
国学院大学国文科〔昭和8年〕卒

学位〔年〕
文学博士〔昭和36年〕

経歴
国文研究室助手、予科講師、予科教授を経て昭和21年国学院大教授、39年文学部長、45年同大学長となった。実践女子専門学校講師も務めた。武田祐吉博士の学説を継ぎ、「今昔物語」「平家物語」「枕草子」の研究に務めた。著書に「校本日本霊異記」「平安時代文学の研究」「王朝文学前後」のほか「土佐日記」現代語訳がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「佐藤 謙三」の解説

佐藤 謙三
サトウ ケンゾウ


職業
バイオリニスト 評論家

生年月日
明治25年 6月15日

出生地
東京都

学歴
東京音楽学校(東京芸術大学)卒,ベルリン大学卒

経歴
東京音楽学校(東京芸術大学)を卒業。ドイツ滞在中に指を故障したことから、帰国後は演奏活動を離れ、バイオリンに関する研究や評論に従事した。著書に「バイオリン奏法の研究」「バイオリン音楽史」などがある。

没年月日
昭和27年 7月1日 (1952年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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