(読み)ユウ

デジタル大辞泉 「佑」の意味・読み・例文・類語

ゆう【佑】[漢字項目]

人名用漢字] [音]ユウ(イウ)(漢) [訓]たすける じょう
かばい助ける。「佑助神佑天佑
[名のり]すけ・たすく・ゆ

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精選版 日本国語大辞典 「佑」の意味・読み・例文・類語

ゆうイウ【佑・祐】

  1. 〘 名詞 〙 令制で、官司の第三等官をいう。判官(じょう)。〔令集解(718)〕

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普及版 字通 「佑」の読み・字形・画数・意味


人名用漢字 7画

[字音] ユウ(イウ)
[字訓] たすける

[金文]

[字形] 形声
声符は右(ゆう)。右は祈の器である(さい)を右手にもち、神に祈り、佑助を求める意。〔書、多士〕「我が佑命あり」のようにいう。字は〔説文〕にみえず、〔広雅、釈詁二〕に「助くるなり」とみえる。

[訓義]
1. たすける、たすけ。
2. 字はまた右に作る。

[古辞書の訓]
名義抄〕佑 タスク 〔字鏡集〕佑 タスク・スケ

[語系]
佑・・右・(祐)hiuは同声。神の佑助を佑・という。(有)・宥hiuも声義同じく、供薦して祈り、佑助を得ることをいう。卜文に「佑」を「」に作ることがある。

[熟語]
佑啓佑護・佑助佑庇・佑命
[下接語]
嘉佑・啓佑・降佑・佐佑・賛佑・神佑・天佑・庇佑・保佑冥佑

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