体細胞高頻度突然変異(読み)タイサイボウコウヒンドトツゼンヘンイ

デジタル大辞泉 「体細胞高頻度突然変異」の意味・読み・例文・類語

たいさいぼう‐こうひんどとつぜんへんい〔タイサイバウカウヒンドトツゼンヘンイ〕【体細胞高頻度突然変異】

抗体産生を担うB細胞で、免疫グロブリン(抗体として機能するたんぱく質)の遺伝子体細胞レベルの突然変異高頻度で起こること。この変異は、抗原と結合する可変領域で起こり、これによって、特定の抗原に対してより親和性の高い抗体が産生されるようになる。高頻度体細胞突然変異。体細胞超突然変異。体細胞超変異SHM (somatic hypermutation)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android