体貌(読み)タイボウ

デジタル大辞泉 「体貌」の意味・読み・例文・類語

たい‐ぼう〔‐バウ〕【体貌】

からだつきと顔つき。すがたかたち。容貌

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精選版 日本国語大辞典 「体貌」の意味・読み・例文・類語

たい‐ぼう‥バウ【体貌】

  1. 〘 名詞 〙
  2. すがたかたち。容貌。容姿。
    1. [初出の実例]「風雲雨雪よりして草木禽虫に至るまで、皆其体貌を写し」(出典:淡窓詩話(19C中)上)
    2. [その他の文献]〔宋玉‐登徒子好色賦〕
  3. ( ━する ) 容儀を正して敬意を表わすこと。礼貌。〔国語‐楚語上〕

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普及版 字通 「体貌」の読み・字形・画数・意味

【体貌】たいぼう(ばう)

体格と姿。〔後漢書、文苑下、趙壱伝〕體貌魁梧(くわいご)、身の長(たけ)九尺、美須(鬚)豪眉、之れをむに甚だなり。才を恃(たの)みて倨傲黨の擯(しりぞ)くると爲る。

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