ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「作話作用」の意味・わかりやすい解説 作話作用さくわさようfabrication アンリ・ベルグソンが『道徳と宗教の二つの源泉』 (1932) において展開した概念。想話作用,仮構作用とも訳される。個人的心性に内在する社会的心性が真の意味での知的営為をある種の表象によって妨害し,個人と社会の生存を確保する働きで,閉じた社会に特有のものとされ,しかも迷信,神話,小説,戯曲などの架空の作話はこの働きの産物であるとされる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by