佞悪(読み)ネイアク

デジタル大辞泉 「佞悪」の意味・読み・例文・類語

ねい‐あく【×佞悪】

[名・形動]心の曲がっていること。また、そのさま。「佞悪な手合い」「佞悪奸智かんち

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精選版 日本国語大辞典 「佞悪」の意味・読み・例文・類語

ねい‐あく【佞悪】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 口先がうまく悪がしこいこと。よこしまで悪知恵にたけること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「ケ様の佞悪の者は、いつの世にも有もの也」(出典:葉隠(1716頃)二)

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普及版 字通 「佞悪」の読み・字形・画数・意味

【佞悪】ねいあく

邪悪なもの。〔後漢書、爰延伝〕(封事陛下積善をして日に煕(ひろ)からしめば、佞惡殄(せうてん)し、則ち乾(けんさい)(天の災い)除くべし。

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