佯言(読み)ようげん

精選版 日本国語大辞典 「佯言」の意味・読み・例文・類語

よう‐げんヤウ‥【佯言・陽言】

  1. 〘 名詞 〙 いつわって言うこと。いつわって言いふらすこと。また、そのことば。詐言(さげん)。〔布令字弁(1868‐72)〕
    1. [初出の実例]「吾れ彼れが死骸を之に投し、明朝佯言(ヤウゲン)して曰はん、客夜を冒して脱走すと」(出典花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉一)
    2. [その他の文献]〔韓非子‐内儲説上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む