山川 日本史小辞典 改訂新版 「例幣使道」の解説
例幣使道
れいへいしどう
日光例幣使街道とも。徳川家康の忌日に日光東照宮で行われる大祭に,年々朝廷から派遣される奉幣使が通行した道。道中奉行の支配下にあった。中山道を倉賀野でわかれ,玉村・五料(ごりょう)・芝(柴)・木崎・太田・八木・簗田(やなだ)・天明(てんみょう)・犬伏・富田・栃木・合戦場・金崎の13宿があり,その先は壬生(みぶ)通をへて今市に達する。壬生通の5宿を加えて18宿とすることもある。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報