侍気質(読み)サムライカタギ

デジタル大辞泉 「侍気質」の意味・読み・例文・類語

さむらい‐かたぎ〔さむらひ‐〕【侍気質】

武士独特の気性。武士に共通した、格式ばったもの堅い気質

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「侍気質」の意味・読み・例文・類語

さぶらい‐かたぎさぶらひ‥【侍気質】

  1. 〘 名詞 〙 武士にいかにもふさわしい気性。武士の格式ばった、しかつめらしい気質。信義を重んじ、名誉や面目を重く見るような武士の気質。さぶらいぎ。さむらいぎ。さむらいかたぎ。
    1. [初出の実例]「甘利用内(あまりようない)は、誠の侍形気(サフライカタギ)、しかも仕官の望をやめて、市中の交り」(出典談義本・教訓雑長持(1752)五)

さむらい‐かたぎさむらひ‥【侍気質】

  1. 〘 名詞 〙さぶらいかたぎ(侍気質)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android