侵漁(読み)しんぎょ

精選版 日本国語大辞典 「侵漁」の意味・読み・例文・類語

しん‐ぎょ【侵漁】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 他の領分に侵入して魚を捕えること。
  3. 他人のものをおかしかすめること。侵掠(しんりゃく)
    1. [初出の実例]「若有非違及侵百姓、則按察使親自巡省、量状黜陟」(出典続日本紀‐養老三年(719)七月庚子)
    2. [その他の文献]〔漢書‐宣帝紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「侵漁」の読み・字形・画数・意味

【侵漁】しんぎよ

網するようにとる。〔漢書、宣帝紀〕(神爵三年)秋、詔して曰く、ならざれば則ち治ふ。今小皆事にむるも奉祿し。其の百姓を漁する毋(なか)らんと欲するもし。其れの百石以下には、奉十五をせと。

字通「侵」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android