俎上に載せる(読み)ソジョウニノセル

精選版 日本国語大辞典 「俎上に載せる」の意味・読み・例文・類語

そじょう【俎上】 に=載(の)せる[=上(のぼ)せる]

  1. こちらが自由に処理できるような対象として取り上げる。ある物事や人物を取り上げ、それについて論じたり批判したりする。
    1. [初出の実例]「ただ作者精神が弛緩してくれば、自己を語らうが、他人を俎上(ソジャウ)にのぼせようが批判の眼は曇り」(出典白鳥秋声抗争(1934)〈矢崎弾〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android