現代日本語方言では、広く一般的に用いられているのは「まないた」であるが、その周辺に「きりばん」「さいばん」の地域(東北地方、千葉、茨城の一部、能登半島、九州)が分布している。この分布の仕方から判断すると、「さいばん」がもっとも古い語形かと考えられるが、「まないた」も挙例の「十巻本和名抄」に見えるから、かなり古い。
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...