( 1 )食膳に供される野菜類や魚介類などの副食物を示す「な」に、美称の接頭辞「ま」が付いた語で、平安時代には用いられていたと考えられる。中世女房たちの間では、さらに「お」が付された「おまな」が用いられた。
( 2 )中世後期から近世にかけては、食膳に供される鮎(あゆ)や鰯(いわし)などを「まな」とする用例が見られ、生きた魚とは呼び分けられていたと思われる。
( 3 )近世には「まな」の意味領域に「さかな」が入ってきて、勢力を増し、現在では「まな」は使われなくなった。
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...