日本歴史地名大系 「保良元島遺跡」の解説 保良元島遺跡ぶらむとうずまいせき 沖縄県:宮古諸島城辺町保良村保良元島遺跡[現在地名]城辺町保良 北久場間宮古島の東部、東平安名(ひがしへんな)崎の根元、標高約四六―五七メートルの石灰岩丘陵台地に立地。一四―一五世紀頃のグスク時代の集落遺跡。北東側は急崖で海岸に接し、西から東側にかけては平坦地である。当遺跡の北東寄りに元島御嶽などの拝所があり、現在も崇拝されている。一九六四年(昭和三九年)に発掘調査。出土陶磁器のうち青磁が六二パーセントを占め、残りは褐釉陶器。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by