保険数学(読み)ほけんすうがく

百科事典マイペディア 「保険数学」の意味・わかりやすい解説

保険数学【ほけんすうがく】

保険制度の数学的基礎づけを研究する応用数学の一部門。保険料責任準備金等個々の保険契約の価格を計算する分野と,保険会社の経営に関する分野がある。基本原則は,個々の契約につき,将来収入(保険料)の現在価値と,将来の給付保険金)の現在価値が一致するよう保険料を決定すること(収支相等の原則)で,生命表等の統計資料が利用される。
→関連項目拠出制年金保険

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