信州蒸し(読み)しんしゅうむし

日本大百科全書(ニッポニカ) 「信州蒸し」の意味・わかりやすい解説

信州蒸し
しんしゅうむし

蒸し物料理一種信州長野県)といえばそばの名産地で、料理名に信州がつくのはそばの意である。主として白身魚の切り身に塩をして、その上にそばをゆでて加え、蒸して熱いそば汁をかける。タイ、アマダイヒラメカレイエビ鶏肉アナゴウナギなどを用いる。そば汁は、煮だし汁2カップにしょうゆ半カップ、みりん35ccを煮合わせてつくる。薬味には、さらしねぎ、わさびもみじおろしなどを用いる。そばは乾そばが便利であるが、いいものを使わないとうま味が出ない。

多田鉄之助

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む