信用循環説(読み)シンヨウジュンカンセツ

デジタル大辞泉 「信用循環説」の意味・読み・例文・類語

しんよう‐じゅんかんせつ〔‐ジユンクワンセツ〕【信用循環説】

信用がしだいに生成し、事業を盛んにして活発になり、恐慌が起こって衰えさせるという信用の盛衰を、生物の生命現象にたとえて説いたJ=S=ミルらの学説

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「信用循環説」の意味・読み・例文・類語

しんよう‐じゅんかんせつ‥ジュンクヮンセツ【信用循環説】

  1. 〘 名詞 〙 経済界の信用の盛衰は、一〇年を一周期とするという説。イギリスのJ=S=ミルらによってとなえられた。幼年期には、前老年期の恐慌に懲り、信用関係が振るわないが、しだいに回復兆候が現われ、壮年期には、事業活動が勃興し活発化して、老年期には、再び信用組織の濫用となって恐慌を生むというもの。〔投機市場論(1926)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む