日本歴史地名大系 「信達風土雑記」の解説 信達風土雑記しんたつふうどざつき 一冊 日下兼延著成立 元文二年序文解説 福島城下の商人で寺子屋を開いていたと伝える著者が漢文で著した地誌。信夫郡・伊達郡に関する最も古い地誌といわれ、両郡の地理・風俗・人物・産業などについて記され、原本はなく、いずれも写本。のちの書入れのある写本が多く流布している。福島県立図書館には現在五種類五冊が蔵されている。活字本 「福島県史」二四 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報