日本歴史地名大系 「倉谷鉱山跡」の解説
倉谷鉱山跡
くらたにこうざんあと
[現在地名]金沢市倉谷町
倉谷川上流西岸の山中にある。採鉱は銀を主体としたが、金も幾らか採掘された。近世の倉谷村集落からは南方にあたり、同村百姓新右衛門・八郎右衛門が見立て、文禄三年(一五九四)に採掘が始められたと伝える(改作所旧記)。慶長一七年(一六一二)七月には「倉谷山」に定書が出され、金が出たら報告すべきこと、倉谷村地内
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報