デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「倉野たけ」の解説 倉野たけ くらの-たけ 1587-1644 江戸時代前期の女性。天正(てんしょう)15年生まれ。対馬(つしま)(長崎県)府中藩主宗義智(よしとし)の側室となる。関ケ原の戦いののち,キリシタンである義智が棄教し妻マリア(小西行長の娘)を離別したため正室となり,慶長9年義成を生む。元和(げんな)元年(1615)12歳で藩主となった義成をたすけ,藩政にかかわった。寛永21年4月27日死去。58歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例