候べく候(読み)ソウベクソロ

デジタル大辞泉の解説

候(そろ)べく候(そろ)

そうろう(候)」に同じ。女性の手紙に多く用いられた。
「さてさて無沙汰に思ひまゐらせ―とも書いてやれ」〈松の葉・三〉
1を適当に崩して書いて通用させたところから》いいかげんにすること。やりっぱなしにすること。
日切りまでは―の揚げづめ」〈浮・御前義経記・六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

そろべくそろ【候べく候】

そうろう(候)」に同じ。女性の手紙文に用いられる。 「もしもの折は必々さもしい者の手にかからず、清い御最期-/浄瑠璃・寿の門松」
〔手紙にいいかげんに書きなぐっても、読む人が適当に判断するところから〕 物事をなりゆきに任せて、いいかげんにすること。おざなり。 「どうなりとも-にやらしやんせ/浄瑠璃・夕霧阿波鳴渡

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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