偏流(読み)ヘンリュウ

精選版 日本国語大辞典 「偏流」の意味・読み・例文・類語

へん‐りゅう‥リウ【偏流】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 気流のため、飛行機が航路から水平に流されること。また、その航路となす角。〔新兵器読本(1959)〕
  3. 風向により着弾点がそれること。また、その程度。
    1. [初出の実例]「次に右手にて横尺転輪を操作して射距離に応ずる偏流を装し」(出典:歩兵操典(1928)第五四七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android