偏流(読み)ヘンリュウ

精選版 日本国語大辞典 「偏流」の意味・読み・例文・類語

へん‐りゅう‥リウ【偏流】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 気流のため、飛行機が航路から水平に流されること。また、その航路となす角。〔新兵器読本(1959)〕
  3. 風向により着弾点がそれること。また、その程度。
    1. [初出の実例]「次に右手にて横尺転輪を操作して射距離に応ずる偏流を装し」(出典:歩兵操典(1928)第五四七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む