健全なる精神は健全なる肉体に宿る(読み)けんぜんなるせいしんはけんぜんなるにくたいにやどる

故事成語を知る辞典 の解説

健全なる精神は健全なる肉体に宿る

体が健康であれば、精神もそれに伴って健康である、ということ。

[使用例] 肉体を鍛えることに熱心な人人、健全な肉体が健全な精神の容器になると信じている唯物論者たち、かれらをきみは軽蔑していた[倉橋由美子*一〇〇メートル|1962]

[由来] 一~二世紀のローマ詩人ユウェナリスの「風刺詩集」の一節から。「人は、神に対して『健全なる身体に健全なる精神』が与えられるように祈るべきだ」とあります。これが、「…ように祈るべきだ」という部分が省略された形で広まり、現在のような意味で使われるようになりました。

英語〕A sound mind in a sound body.

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む