側鎖説(読み)そくさせつ(その他表記)side chain theory

改訂新版 世界大百科事典 「側鎖説」の意味・わかりやすい解説

側鎖説 (そくさせつ)
side chain theory

P.エールリヒによって1900年ころ提唱された免疫理論。彼は細胞表面に特定抗原と反応できる側鎖存在を仮定し,外来の抗原(彼はその当時扱っていたジフテリアなどの細菌毒素念頭においていた)が側鎖と反応すると細胞は破壊され,過剰の側鎖が血中に放出されると考えた。この側鎖がとりも直さず抗体であり,彼の理論は後のバーネットF.M.Burnetのクローン選択説原型とも考えられる。
免疫
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