備作山地県立自然公園(読み)びさくさんちけんりつしぜんこうえん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「備作山地県立自然公園」の意味・わかりやすい解説

備作山地県立自然公園
びさくさんちけんりつしぜんこうえん

岡山県北西部,鳥取県との境をなす花見山 (1188m) ,二子山 (1075m) ,および大佐山 (988m) 一帯山岳,高原地域と,その山麓部に広がる自然公園。新見市真庭市に属する。面積 81.76km2。 1979年指定。山岳部は高梁川旭川の源流部にあたり,標高 1000m級の山々が連なる。神郷野原,天銀山,千屋でスキー場が整備されているほか,大佐山にはオートキャンプ場やファミリーパーク,パラグライダー場,新見市には備北サーキットなどの施設もある。高さ 240mの断崖が約 8kmも続く井倉峡は,カルスト台地特有の白い岩肌に,春は新緑,秋は紅葉がはえる景観で知られる。

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