デジタル大辞泉 「傲骨」の意味・読み・例文・類語 ごう‐こつ〔ガウ‐〕【傲骨】 《唐の李白は腰にかたくつよい骨があるので身を屈することができないと世人が評したという「鼠璞」傲骨の故事から》誇りを高くもって、人に屈しないこと。「天に畏れず、人に憚はばからざる不敵の―」〈紅葉・金色夜叉〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「傲骨」の意味・読み・例文・類語 ごう‐こつガウ‥【傲骨】 〘 名詞 〙 ( 中国、唐の詩人李白の、人に屈しない態度を、世人が李白の腰には傲骨があり、身を屈することができないと評した故事による ) 誇りを高く持って、人に屈しないこと。また、そのこころざし。[初出の実例]「天に畏れず、人に憚らざる不敵の傲骨あるにあらず」(出典:金色夜叉(1897‐98)〈尾崎紅葉〉中)[その他の文献]〔鼠璞‐傲骨〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「傲骨」の読み・字形・画数・意味 【傲骨】ごう(がう)こつ 人に屈しない骨。〔鼠璞、上〕(傲骨)人言ふ、李白の、身を屈すること能はざるは、に傲骨るを以てなりと。字通「傲」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報