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債務危機 さいむきき debt crisis

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知恵蔵2015の解説

債務危機

発展途上国の政府 ・ 公的部門が海外から外貨で借入した債務が累積し、元利金の支払いが不能になって(債務不履行)、国内で急激な経済不況や社会不安が生じたり、国際的な金融不安が高まること。一般に、輸出額に対する元利返済額の比率(DSR=デット・サービス・レシオ)が20%を超えると危険水準に陥るといわれる。対外借入は貿易赤字や開発資金需要を補填するために行われるが、債務の返済が順調であれば、借入それ自体は問題ではない。だが、石油危機を契機に世界経済が長期的に低迷する中で、1982年8月にメキシコ債務危機が発生し、その後、ペルーブラジルにも波及して、国際社会に大きな衝撃を与えた。

(室井義雄 専修大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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