働かざる者食うべからず(読み)ハタラカザルモノクウベカラズ

デジタル大辞泉 「働かざる者食うべからず」の意味・読み・例文・類語

はたらかざるものうべからず

怠けて働こうとしない人は、食べてはならない。徒食をいましめる言葉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

故事成語を知る辞典 「働かざる者食うべからず」の解説

働かざる者食うべからず

食べていくためには、まじめに働かなければならないということ。

[使用例] その日その日の仕事の量でパンを減らされるのだからたまらんよ。働かざるものは食うべからずの原則があるからな[永井隆ロザリオの鎖|1948]

[由来] 「新約聖書テサロニケ信徒への手紙二」に出て来ることば。口語訳では「働こうとしない者は、食べることもしてはならない」とあり、まじめに働くことを奨励することばとして、知られています。

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ことわざを知る辞典 「働かざる者食うべからず」の解説

働かざる者食うべからず

怠けて働こうとしない人は、食べてはいけない。徒食を戒めることば。

[使用例] 彼はもはや村一番の民主主義者となり、働かざる者は食うべからず、平等、同権、又、兄弟他人である[坂口安吾淪落青春|1948]

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