僻書(読み)へきしょ

精選版 日本国語大辞典 「僻書」の意味・読み・例文・類語

へき‐しょ【僻書】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 道理にはずれた文書
    1. [初出の実例]「如師元朝臣勘申書候て、其下に非勘文之意趣事を被書候へば、存僻書之由改直也」(出典玉葉和歌集‐仁安四年(1169)正月一日)
  3. 珍しい書物。特殊な書物。あまり読まれない書物。
    1. [初出の実例]「欲多闘靡、至僻書奇編秘記奥牒、索捜無上レ遺」(出典:童子問(1707)下)
    2. [その他の文献]〔世説新語補‐黜免〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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