元和郡県志(読み)げんなぐんけんし(その他表記)Yuán hé jùn xiàn zhì

改訂新版 世界大百科事典 「元和郡県志」の意味・わかりやすい解説

元和郡県志 (げんなぐんけんし)
Yuán hé jùn xiàn zhì

中国,唐代の地理志。40巻。李吉甫撰。憲宗元和年間(806-820)の郡県志で,単独で中国全土の地理をしるした総志としては現存最古のもの。全国を10道に分け,47鎮の管轄下の府州県ごとに沿革,位置,戸口数と郷数,物産などの地誌的記載をみたしている。元来は《元和郡県図志》といい,47鎮の地図を編首にのせていたが,その〈図〉は失われ今は〈志〉のみが34巻分残っている。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 礪波

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「元和郡県志」の意味・わかりやすい解説

元和郡県志
げんなぐんけんし
Yüan-ho-chünhsien-chih

中国,唐代の地理書。唐の宰相李吉甫 (758~814) が元和8 (813) 年2月に憲宗に奉ったもの。 42巻より成っていたが,現存するものは,そのうち6巻半を欠いている。唐代の行政区画ごとに書かれた現存最古の地誌で,内容はきわめてすぐれ,唐代研究に不可欠の書。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む