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地理志 ちりしDì lǐ zhì

世界大百科事典 第2版の解説

ちりし【地理志 Dì lǐ zhì】

中国,正史の志の中で,地理的叙述を行っている部分。24の正史のうち,《漢書》《後漢書》《晋書》《宋書》《南斉書》《北魏書》《隋書》《新唐書》《旧唐書》《新五代史》《旧五代史》《宋史》《遼史》《金史》《元史》《明史》の16に1~7巻の地理志が含まれる。なおこのうち郡国志(《後漢書》),州郡志(《宋書》《南斉書》),地形志(《北魏書》)などと呼称に差異があるが実質は同じである。前漢帝国における行政組織の整備とともに,郡県制を中心とした全国の地理的事実を正史の志の一部門として記載することが慣例となった。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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