元品(読み)がんぽん

精選版 日本国語大辞典 「元品」の意味・読み・例文・類語

がん‐ぽんグヮン‥【元品】

  1. 〘 名詞 〙 仏語
  2. 根本根源
    1. [初出の実例]「元品無明者、無始迷真一念無明也」(出典:三十四箇事書(1200頃))
    2. 「元品の無明の根本猶をかたぶけ給へり」(出典:日蓮遺文‐開目抄(1272))
  3. 一心本覚真如などの異名
    1. [初出の実例]「其異名と云は如来蔵・実相・中道法身〈略〉元品・無始・一心・第一義諦・一念・此等は皆我等が一心の名也」(出典:円頓三聚一心戒(1215頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む