元品(読み)がんぽん

精選版 日本国語大辞典 「元品」の意味・読み・例文・類語

がん‐ぽんグヮン‥【元品】

  1. 〘 名詞 〙 仏語
  2. 根本根源
    1. [初出の実例]「元品無明者、無始迷真一念無明也」(出典:三十四箇事書(1200頃))
    2. 「元品の無明の根本猶をかたぶけ給へり」(出典:日蓮遺文‐開目抄(1272))
  3. 一心本覚真如などの異名
    1. [初出の実例]「其異名と云は如来蔵・実相・中道法身〈略〉元品・無始・一心・第一義諦・一念・此等は皆我等が一心の名也」(出典:円頓三聚一心戒(1215頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android