元長町(読み)もとながまち

日本歴史地名大系 「元長町」の解説

元長町
もとながまち

[現在地名]弘前市元長町

城の南側に位置し、東は親方おやかた町、西は元大工もとだいく町、北は下白銀しもしろがね町、南はほん町三―四丁目に接する。

正保三年(一六四六)津軽弘前城之絵図(内閣文庫蔵)に、町屋として町割される。慶安二年(一六四九)弘前古御絵図(市立弘前図書館蔵)では、現町域の南側は木戸を挟んで大工町、北側は上長かみなが町とある。大工町は風呂屋・大工・長浜屋など商家や職人がいて軒数は少ない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android