元魚町三丁目(読み)もとうおまちさんちようめ

日本歴史地名大系 「元魚町三丁目」の解説

元魚町三丁目
もとうおまちさんちようめ

[現在地名]鳥取市元魚町三―四丁目・二階町にかいまち四丁目・川端かわばた五丁目

元魚町二丁目より北西に続く両側町。鹿野しかの往来を挟んだ北西に武家屋敷との混在地魚町尻うおまちじりがある。元和五年(一六一九)城下町拡張に伴う町割のとき、町人地四〇町のうち下構二〇町の一町として起立された。寛永一一年(一六三四)の竈数三六(因幡志)。安永七年(一七七八)の家数八三、表口間数合せて一七六間余、町役負担六七人余、賦課比率の等級は上に定められる。諸役御免の町年寄田中五郎兵衛自分屋敷・町代新井忠左衛門自分屋敷があり一三間半を占めていた。享保八年(一七二三)には元魚町三丁目土手筋境に木戸番所が設けられている(町方御定)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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