精選版 日本国語大辞典 「兄弟契約」の意味・読み・例文・類語 きょうだい‐けいやくキャウダイ‥【兄弟契約】 〘 名詞 〙① 考え方や息の合った他人と、兄弟同様の親密なつきあいを約束すること。兄弟分となる約束をとりかわすこと。[初出の実例]「女中のきゃうだいけいやく」(出典:評判記・吉原讚嘲記時之大鞁(1667か)たのもしきもの)② 男が同性愛の約束をとりかわすこと。衆道の契り。[初出の実例]「そなたの兄弟契約(ケイヤク)の御かたより当寺へ預け置給へば」(出典:浮世草子・好色五人女(1686)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例