家庭医学館 「先天無虹彩」の解説 せんてんむこうさいしょう【先天無虹彩(症) Congenital Aniridia】 [症状] 生まれつき虹彩の発育が不良のもので、前方から見ると瞳孔(どうこう)(ひとみ)が真っ黒に見え、虹彩が見えません。 症状としては羞明(しゅうめい)(まぶしがる)、弱視(じゃくし)、眼振(がんしん)(黒目(くろめ)の震(ふる)え)があり、多くが白内障(はくないしょう)や緑内障(りょくないしょう)をともないます。 治療法はありません。羞明は色つきコンタクトレンズを装用して防ぎます。 出典 小学館家庭医学館について 情報