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羞明 シュウメイ

デジタル大辞泉の解説

しゅう‐めい〔シウ‐〕【羞明】

まぶしいこと。まぶしさ。また、異常にまぶしさを感じる病的な状態。
「鈍い頭痛がしていて、目に―を感じる」〈鴎外青年

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世界大百科事典 第2版の解説

しゅうめい【羞明 photophobia】

まぶしさのために眼をあけていられない状態をいう。まぶしさを感ずる機序としては,大量の光が入ることと光が散乱することとともに,痛みを感ずる三叉神経(さんさしんけい)が刺激されることの三つがある。大量の光が入るのは,明るい所にいるにもかかわらず散瞳薬で瞳が開いているとき,アディー症候群のように病的に散瞳したとき,先天的な虹彩欠損症,水晶体を手術で取り除いた場合等がある。光が散乱するのは,白内障角膜混濁のために網膜に光が到達する前に散乱する場合と,視細胞層の外側にあって光の吸収作用を行っている網膜色素上皮が不十分な場合がある。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

しゅうめい【羞明】

まぶしいこと。また、まぶしさのため目をあけていられない病症。 「鈍い頭痛がしてゐて、目に-を感じる/青年 鷗外

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

羞明
しゅうめい

まぶしさに対する状態を示す用語で、強い光に対してまぶしく感じ、光を避けるために目を細めたり、ひどいときには涙が出たり眼痛を訴えたりすること。眼疾患の症状としての羞明(まぶしがり症)は、健常者ではまぶしくない程度の光でも、痛みを伴う不快感のため目を開けていられないものをいい、前眼部に疾患や異物による刺激があるときによくみられる。先天性白皮症や色覚異常(一色覚)をはじめ、角膜炎や虹彩(こうさい)炎、水晶体の疾患、あるいは睫毛(しょうもう)乱生(さかさまつげ)のほか、ときには結膜炎や網膜あるいは視神経の疾患でもおこり、自律神経異常のときにもみられることがある。原因疾患の治療が先決であるが、対症療法としては、結膜や角膜の疾患によるものには表面麻酔剤の点眼を行うこともあり、サングラスで自覚症状を軽減させる。[大島 崇]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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