デジタル大辞泉 「先決問題要求の虚偽」の意味・読み・例文・類語 せんけつもんだいようきゅう‐の‐きょぎ〔センケツモンダイエウキウ‐〕【先決問題要求の虚偽】 論証において、結論を証明するための前提を証明なしに採用している誤り。前提自身の証明が先決問題として要求される。例えば「聖書は真理を語っている。なぜならそれは神の言葉であるからである」の類。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「先決問題要求の虚偽」の意味・読み・例文・類語 せんけつもんだい【先決問題】 要求(ようきゅう)の虚偽(きょぎ) ( [ラテン語] petitio principii の訳語 ) 証明すべき結論と同じ命題を証明なしに前提として置いてしまう議論の虚偽。そのような前提の証明を先決問題として要求しなければならないというところから、この名で呼ばれている。〔論理学(1916)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例